同調圧力

日本は、世界の中でも、
際立って「同調圧力」の強い国と言われています。


「集団」に合わせなさい、
「皆」と同じにしなさい、
そのためには「個」を押し殺しなさい、
という圧力が とても強い国 … 。


わかりやすいのは、
「出る杭は打たれる」という文化。

これ、おかしいでしょ …
と、個人的には 常々 思っています。
なんとも息苦しい … 。


そして、普段は水面下で影響力を持ちながら、
あまり露骨には表立っていない この「同調圧力」のネガティブな面が
ドッと噴出しているのが、ここ一連のコロナ騒動において、です。


少し前で言えば、
「マスク警察」「自粛警察」などが、その典型ですね。


「自粛」という名の、実質「強制」によっても、
たくさんの人が行き詰まることとなりました。


「自粛要請」は「お願い」のはずですが、
「同調圧力」の強い日本においては、実質「強制」として働きます。


行政は、そのあたりも十分承知の上で、「自粛」を呼びかけています。


そして、「同調圧力」の強さを利用した形での情報操作は今も進行形で、
国民の心理や行動を振り回しています。
長期化してきて、その状態に慣れ、
全体的に、それに対する感覚が鈍麻してきているな … と感じますが … 。


このあたりのモヤモヤをスッキリさせたい、
振り回される側から抜け出したい、と思われる方には、
緊急出版された 鴻上さん・佐藤さん共著の
『同調圧力』(講談社現代新書)
が オススメのひとつです。


“ なるほどね … ” と見えてくるものが多いです。


さらに興味を持たれた方は、同じく鴻上さんによる
『「空気」と「世間」』なども読み進められると、
“ はい、はい、はい、はい … ”
と なられるのではないでしょうか。


いろいろ見えて、整理できたあと、どうしていくかは、
各々の選択になります。



で、今回お伝えしたいのは、
同調圧力、ほんと、ウザイよね!
ということではなく・・(笑)


これから、
具体的には 2020年12月以降から・・


息苦しさを感じながらも、
この「同調圧力」の中で生きていく人と、

「同調圧力」から軽やかに抜けて、
それぞれの思いや感覚を押し殺すことなく伸びやかに表現し、
でも、周りと調和した状態で生きていく人とに

くっきり分かれていくだろう
ということです。


そして、「同調圧力」から軽やかに抜けていく一人になりたいと思ったら、
今!
文字どおり「今!」、
内的に やるべき作業をやっておかないと間に合わない!
ということです。


「脱・同調圧力」を選択される方は、
ぜひぜひ、今のあいだに
ご自身の中の「同調圧力」と共振する部分(その種の怖れの部分)を
クリアリングしていってくださいね!

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