「何が起こるかわからない時代」に・・
東北が大きく揺れましたね。
気象庁によると「3.11 の余震と考えられる」とのことでしたが…。
3.11 から もうすぐ10年になろうとする、そのタイミングで
この地震を見せられたのは、
どういうメッセージなのかな …
というようなことを考えていたところ・・・
翌日には、私の住んでいる関西もユラユラ・・。
一番揺れの大きかったところで震度4だったので、
東北より、はるかに小さいものでしたが、
昨日の今日というタイミング、ちょっと敏感に反応しました。
「先の見通せない時代」
であるだけでなく、
「何が起こるかわからない時代」
でもあるのだな、
ということを改めて思いました。
考えてみれば、
世界のあり方としては、
「何が起こるかわからない」方が本来のはず。
けれども、私たちは、
いつの間にか、「これまでの延長」で「これから」も考える(予測する)
思考パターンに嵌っていて、
「『これまでの延長』でない事象」に出会うと、
あたふたしたり、
過剰に不安を募らせたりするところが
あるように思います。
心理学的には、
私たちの「自我」は、「変化」を嫌い、
多少(かなり?)の具合の悪さや、しんどさがあったとしても、
「現状維持」に固執する性質を持っています。
ですが、
「先を見通せず」「何が起こるかわからない」時代には、
「変化を嫌う」という
この「自我」の性質に引っ張られることは、
なかなかに厄介です。
これまでは、
「自我(=小我)の小頭(こあたま)」で考えていても
何とかなっていた時代でした。
というより、
むしろ「自我(=小我)の小頭(こあたま)」で考えることが
称揚されてすぎていた感がありました。
けれども、昨今の大きな変化は、
「小我(=自我)」ではなく、
私たちの「大我」の声を聞く術(すべ)を思い出し、
普段から「大我の声」に従えるようになっていることーー
つまり、ひとりひとりが「本来」のあり方に戻ることを
私たちに促しているのでは?
とも思えるのです。
もちろん、出来事や事象をどう捉えるかは
人それぞれなのですが・・。
もし、
「そうそう!」「そうだよね!」
「『小我』でなく『大我』の声に従える自分になりたいわ!」
と思ってくださるようでしたら、
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