一人ひとりが問われている時代に
2021年冬至も越え、
太陽暦の年の瀬も迫ってきました。
新型コロナの出現で、
これまで「当たり前」と思われていた
生活様式や考え方が
あっという間に崩れ去ってから、
もう 2年ほど。
早いですね…。
「コロナ、コロナ」と耳にすることや、
各種報道の偏った情報の流し方にも
慣れてきましたが、
相変わらず、
私たちの「いのち」を左右する領域についても、
正確・フェイク、
さまざまな情報が飛び交い続けています。
何をどう捉え、どうしていくといいのか、
その判断が、これまでよりも難しくなった …
と感じている方が
少なくないのではないでしょうか。
実際、この2年、
「誰かの考え」に頼るのでなく、
「自分は」どう思うのか、
「自分は」どう考えるのか、
「自分で」調べ、考え、選択しながら過ごした人と、
「自分で」考える代わりに
「世間で正しいとされていること」を
程度の差はあれ 鵜呑みにして過ごした人とでは、
まったく違った時間になっていたように思います。
確かに、コロナ以前は、
「世の中の『大勢の見方』に従っておけば安全 」
「世の中で『正しいとされていること』に従っていれば大丈夫」
といった過ごし方でも、
それが「思考停止」や「思考放棄」だと
氣づく必要も感じないでいられるほど、
そこそこ無事に
それなりの生活をしていける余地が
まだ あったように思います。
けれども、コロナ以降は、
「世間で正しいとされていること」
を丸呑みした方ほど、
切迫した思考に追い込まれ、
「これをしてはいけない」
「あれもしてはダメ」と、
思考的にも、身体的にも、どんどん動きを奪われ、
追い詰められ、
苦しくなっていっておられます。
これは、
「コロナのせいで大変になった」のではなく、
「これまで 暗に(露骨には わからないように)行われていた
社会のカラクリを
コロナが
多くの人にも クッキリわかりやすく
見えるようにしてくれた」
ということだと思うのです。
その上で、
これから先、
たとえ少数派になることがあっても、
“ 自分で ” 考え、選択して、生きていきますか?
それとも、
「世間で『正しい』とされている」という名の
「誰かの考え」に従って、
それに振り回されながら生きていきますか?
あなたは どうしますか?
と問われているのが今 ―― と感じています。
それだけでなく、
・家族や友人との大切な時間を犠牲にした働き方
・恒常的に「時間がない」追われた生活
・過剰に便利さを追い求め、
たくさんの廃棄物を出していた生活様式
など
「いのち」を軽視した「経済至上主義」に
振り回されていた
私たちの 意識のあり方 や 考え方 にも
強力に ストップが かけられた感がありました。
SDGsの概念も、急速に広く知られるようになりましたが、
私たちの 意識のあり方 や 考え方 をはじめとして
生活の隅々までが、
あまりにも「自然のしくみ」から切り離された
遠いものになりすぎてしまっているので、
自然や宇宙と調和した生き方にしていくには、
そもそもの「自然のしくみ」に
正しく氣づき、
正しく知っていく必要があり、
その上で、
根本から「意識のあり方」を変えていく必要があるのだろう
と感じています。
“ ほんとうに、それでいいの? ”
“ このまま走り続けていくの? ”
新型コロナウィルスは、
私たちの意識のあり方や 考え方を見直し、
再選択することを促すために現れた存在と
捉えることが できるように思います。
思っていた以上のスピードで
これまでの考え方や価値観が
通用しなくなっていっている今。
( さすが「風の時代」です… )
宇宙的には、
“ まっとう ” な方向への舵の切り直しの
きっかけ をもらっているのですが・・。
これまでの「地球社会」を生きてきた身には、
「先が見えない時代」
そして、
「あなたは どうするの?」と
シビアに「一人ひとりが問われている時代」
と感じられます。
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