脱・統計的思考のススメ

太陽暦での新しい年を迎えました。

何の区切りであれ、
「はじまりのとき」には、
そこから佳き未来が拓けていくことを
強く願う氣持ちが湧いてきますね。



新型コロナが現れてからの この2年、
世の中が コロナ騒動で バタバタし続けている中、

「数十年に一度レベル」の集中豪雨による
河川の氾濫や
家屋の浸水、
地滑り、
土石流の発生、
竜巻的な強い突風による
建物や農地の被害など、
これまでにない災害が起きてくるようになりました。


線状降水帯も、突風も、
起きると被害が大きいのに、
「どこで発生するか予測できない」
という点が共通しています。


同様に「発生を予測できない」地震も、
一瞬 身構えるほどの 震度3〜4以上のものが、
全国あちこちで起きるようになってきました。


台風も、大型化・強力化し、
従来と違ったルートを通るようになってきています。




収束の道筋が見えないコロナに、
予測できない自然災害の増加・・・

まさに「先の見えない時代」。
そして「何が起こるかわからない時代」。


う・・ こわい・・






でも・・・




「正確に先が見えていた時代」や
「何が起こるかわかっていた時代」って、
そもそも、あったのかな?
と考えると・・・・

・・・・・・・・・・・?
・・・・・・・・・・・?





実は、
「先が見えない」
「何が起こるかわからない」
という感覚が出てくるのは、
私たちが
「過去のデータをもとに未来を予測する」
という発想法に立っているため
です。



私たちは、
この発想法に あまりに馴染みすぎていて
もはや何の疑問も持たなくなっているのですが、
よくよく考えると、
ちょっと風変わりな(?) 思考法なのですよね。



なぜなら・・


「未来」は、決して「現在」の延長線上にある訳ではなく・・・
ポジティブなものから ネガティブなものまで
文字どおり「無限に存在」し、
そのどれが現実化するかは、
「現在」私たちが発している振動波の周波数で決まる
からです。


時間も、
過去 → 現在 → 未来 と 流れているわけではなく
・・・
「今」という この瞬間に、
「過去」も「未来」も折り畳まれています。
( = 同時に存在しています。)

違う表現をすると、
そもそも「時間」というものは「実在」せず、
「時間がある」という共同幻想があるだけ
で、
実際に存在しているのは「今」のみ
つまり、私たちは 「今」の連続 を生きています


( 私たちが「過去」と呼んでいるものは、
私たちの「記憶」
であって、
それを想起しているのは「今」 、

私たちが「未来」と呼んでいるものも、
私たちの「推測・予測」
で、
それを思い描いているのは「今」です。

私たちの目の前に実在するのは、常に「今」だけです。)



そして、( 上にも書いたように )
「次の今」は、
「今」私たちが発している振動波の周波数で
決まっていっている
のです。



( ちなみに、日本語の「時 (とき)」の語源は、
「解き」といわれています。
深いですね・・。)




この認識に立つと、
「過去のデータをもとに未来を予測する」
という方法(統計的思考)そのものに、
むしろ「なんで (その方法) ?」
という氣がしてきませんか?


そして、
「先が見えない」
「何が起こるかわからない」
と感じられる事々も、単に
「過去のデータをもとにする方法では予測できない」というだけ、
「統計的思考では捉えられない」というだけ

なのだな…
ということが見えてきます。





日々 生きる中、
この世界は、決して「統計的な確率」どおりに動いているわけではない
という実感を お持ちの方も、少なくないと思います。


実際、
世界は「確率」ではなく、
「シンクロニシティ」で動いています。



だから、
統計的思考法で、どんなに正確に確率を算出したとしても、
その予測が「当たった」「外れた」という話が
ついて回ることになるわけです。






では、なぜ、
「過去のデータをもとに未来を予測する」
という考え方(統計的思考法)が、
こんなにもメジャーに共有されるようになったのでしょう。


勘のいい方や、回転の速い方は、
ここまで読んでくださった中で、
すでに答が見えておられると思いますが・・・


統計的思考は、
先に書いたような “認識”、
つまり「宇宙の法則」(波動の法則)についての智識が
私たち人類から匿されたのちに、
生まれてきたものなのです。



「宇宙の法則」( 波動の法則 ) についての智識を
失った私たち人類は、
自分たちは とても ちっぽけで 無力な 存在で、
人の幸不幸は、人の力を超えたところで決められてしまう、
たとえ、どんなに幸せを願おうと、
自分たちをはるかに凌駕する 大きな力によって
禍福を決められてしまう ーー
と感じるようになりました。

( この感覚、馴染み深いですね・・・ )



けれども、ただただ 手をこまねいて、
大きな力に翻弄されるままでいるのは、あまりに辛いので、
せめて できることとして、
何が起こりそうか「予測」して、
できる限り備えたい、
ダメージを少しでも小さくしたい、
と考えるようになりました。

( この考え方も、とても よくわかります・・・)



そこで、過去の「データ」をかき集め、
何か共通する要素がないか目を凝らし、
うっすらでも 何か法則性のようなもの があれば、
それを「傾向」としてまとめて、
それをもとに「対策」を打とうとしたのです。
これが「統計」です。


( ある年代の方々には懐かしい、
『傾向と対策』という有名な受験参考書も、
統計的発想で編んだものですよー、と、
“まんま” のネーミングになっているわけですね。^^ )

( 「マーケティング」という手法も、
統計的思考の申し子と言えますし、
いわゆる「科学的」とされる予測は、
すべて統計的思考に基づいています。)





ですが、この宇宙は、
「統計的確率」とは違う原理で動いています。

だから、
「統計的思考では捉えることができない」事象が
必ず起きてくることになるわけです。






では、
「統計的手法」を編み出す必要のなかった時代に
人々に共有されていた智識、
宇宙の法則(波動の法則)を取り戻したら、
どうなるでしょう?


「データ的予測」を超えた人生、
文字どおり「無限の可能性」の中から
( = 無限にある並行現実の中から )
自分の「意志」で選んだ人生を
歩んでいくことが可能
になります。


これ、楽しいと思いませんか?




『スピロジスト養成講座』では、
「シンクロニシティ」を的確に
扱えるようになるための
智識とスキルを お伝えしています。


もしよかったら、あなたも ぜひ!




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ただ今、
スピロジ7期開講に先立ち、
「プレ講座」への
ご参加を受付中です。
https://kamiumi.com/miniseminar
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜